金、プラチナ投資!特徴とメリット・デメリットを徹底解説

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預金金利がほとんど期待できないことから、資産運用に関心を持つ人が増えています。株やFXは情報が多く、書店やインターネットを通じて知識を得ることができます。これらに比べるとマイナーなイメージのある金、プラチナ投資。実は最近注目されてきています。

金、プラチナ投資とは

はじめに、金やプラチナといった貴金属への投資の概略をご紹介します。

金投資とは

金は財産の保有手段として歴史が古く、特に中国やインドなどアジア圏の富裕層に人気です。古くからある王宮などの装飾にもふんだんに使われていて、権力者の富の象徴としては国が発行する通貨より歴史があります。金は見た目が美しい上に腐食や火災にも強いのですが、採掘量が少ないことも価値を高める背景となっています。

「有事の金」と言われるように、経済の先行きが良くない時、国際紛争やテロなどの懸念が高まれば、株などの証券に集まっていたお金が金へと流れ、価格が上昇しますので、そうした時は財産価値が上がります。ここ最近は株高が続いているので、金価格は落ち着いています。しかし、財産の保有手段としての人気は昔とかわらず抜群です。

プラチナ投資とは

金と比べるとプラチナは財産保有手段としてはややマイナーかもしれません。ただし、貴金属としての稀少性は採掘される量が少ないこともあって金より高くなっています。また、プラチナはそのもので保有するより、ダイヤモンドなどの宝石と合わせて宝飾品として流通することが多いのが特徴です。

プラチナは財産保有としての価値という面もありますが、工芸品や宝飾品としての用途の他にレアメタルとして様々な電子製品にも使われています。よってこうした需要が高まればプラチナ価格は上昇することがあり、「有事の金」とは異なる値動きとなることがあります。

金とプラチナ、投資するなら

金とプラチナ、投資するならどちらが向いてるかは人によって考え方が違うようです。プラチナの需要の60%は工業需要と言われており、その需要は景気変動の影響を受ける可能性がより高いと言えるかもしれません。他方、金は工業需要もありますが、どちらかと言えばコインや地金にして金庫にしまっておくイメージかもしれません。

需要の変動から見れば、ローリスクローリターン志向なら金、ハイリスクハイリターン志向の方ならプラチナといった感じになるでしょう。金は産出する国がプラチナより多く、プラチナは産出する国の政情不安などがあれば直ぐに市場価格に影響が出るので、そうした面でもリスクは高めと考えることができます。

金、プラチナ投資で知っておきたい基礎知識

金、プラチナ投資のメリットとデメリットをご紹介します。

金、プラチナ投資のメリット

金、プラチナ投資のメリットとして次のことがあります。

  1. 株などと比べてリスクが低い
  2. 生産する費用がかかる分、それより値下がりしない
  3. 景気変動によらず価値が安定している
  4. 現物で保有することも可能
  5. 株などと比べてリスクが低い
  6. 酸やアルカリに強く、融点も1000℃を超え(金:1064℃/プラチナ:1769℃)ており火災で燃え尽きることはない(建物火災でさらされる温度:1100~1200℃)

紙幣だと長く保有していると、変色したり火災で燃えてしまう危険がありますが、金、プラチナはこうしたことはありません。また、通貨は国内から国外で使う場合に両替が必要ですが、海外で金、プラチナは売却すればお金に換えられ、両替の必要はありません。

金、プラチナ投資のデメリット

金、プラチナ投資のデメリットとして次のことがあります。

  1. 株や債券のような利息、配当が受けられない
  2. 盗難被害を受けやすい

金やプラチナの現物を保有する場合、盗難の恐れがあることから、その管理に注意する必要があります。

金・プラチナ投資の業者を比べるポイント

金、プラチナ投資を行う場合、業者を比べる大きなポイントは手数料です。手数料が安くて必要十分なサービスが受けられる業者を選ぶようにするといいでしょう。取引するスタイルで手数料が変わってくることにも注意が必要です。ここでは取引金額ごとに手数料の違いを比較します。

金、プラチナ投資のうちで、初心者が最も始めやすいと思われる、純金積立てを比較してみました。

年会費、手数料の比較

年会費、手数料を比較すると、本記事執筆時点で次のとおりとなっています。

会社名年会費買付手数料
SBI証券無料購入金額×2.16%(税込)
楽天証券無料購入金額×2.7%(税込)
マネックス証券無料購入金額×2.5%(税抜)

購入金額×2.7%(税込)

住信SBIネット銀行無料1000円買付につき25円
KOYO証券1500円無料

月5000円ずつ積立てる場合で比較

月5000円ずつ積立てる場合で比較すると、次のとおりとなっています。

会社名1年の手数料合計計算式
SBI証券1296円108円(ひと月の買付手数料)×12か月
楽天証券1620円135円(ひと月の買付手数料)×12か月
マネックス証券1620円135円(ひと月の買付手数料)×12か月
住信SBIネット銀行1500円125円(ひと月の買付手数料)×12か月
KOYO証券1500円年会費1500円のみ

月5000円ずつ積立てる場合で比較するとSBI証券がオトクかもしれません。

月10000円ずつ積立てる場合で比較

月10000円ずつ積立てる場合で比較すると、次のとおりとなっています。

会社名1年の手数料合計計算式
SBI証券2592円216円(ひと月の買付手数料)×12か月
楽天証券3240円270円(ひと月の買付手数料)×12か月
マネックス証券3240円270円(ひと月の買付手数料)×12か月
住信SBIネット銀行3000円250円(ひと月の買付手数料)×12か月
KOYO証券1500円年会費1500円のみ

月10000円ずつ積立てる場合で比較するとKOYO証券がオトクかもしれません。

低リスクではじめるには

金、プラチナ投資を低リスクで始める場合のポイントをご紹介します。

積立てを利用する

金、プラチナ投資は仮想通貨やFX、石油や穀物を対象にした先物投資のような激しい値動きは殆どなく、特に金はリスク回避時にお金が流れ込みやすくて急激に値上がりすることはあっても、金を保有したいとする古代からの文化もあって、需要は安定しているので価格が急落するということは少ないです。

プラチナに関しては産出国が限られること、工業用途で使われることが多いレアメタルということで金よりは値動きがあります。プラチナ投資を低リスクで行う場合、毎月一定金額ずつ買い付ける「積立て投資」を検討してみるといいでしょう。高値と安値で買付数量が変動し、リスクを時間で分散する効果があります。

投資信託を利用する

他の投資商品と合わせて、金やプラチナに投資を計画されている方には、投資信託の利用がお勧めです。一定の信託報酬を支払うデメリットはありますが、リスクを抑えて高いリターンを狙える点は魅力的です。

その他のポイント

金やプラチナへの投資はさまざまな目的で行われていますが、投資する金融商品としては定期預金、個人向け国債と同レベルのローリスク・ローリターンの投資に位置づけられています。よって、「短期で大きく稼ぎたい」といった投資目的の方には向いていないのかもしれません。

ローリターンということなので、実質的にどれだけの利回りになるのかを確認されるとともに、税金についての知識も確認されると良いでしょう。

関連する情報

金、プラチナ投資に関連する情報をいくつかご紹介します。

期待するのは「安全性」と「長期の資産運用」

金、プラチナ投資は投資目的によって様々なスタイルが選択できる点、特に金では投資目的の地金、少額投資に向く金貨および長期に低リスクで貯めることができる純金積立、その他に換金性の高い金のETFなどが選べる点に注目です。

これらの投資は仮想通貨やFXのように値動きが激しくない点、採掘から鋳造に至るまでの製造原価以上の価値が常に担保されている点、有形で実体がある現物資産である点の他、盗難を除くと滅失して価値がゼロになるということはありません。

こうした「安全性」と「長期の資産運用」 の点でオススメできる投資と言えます。

金、プラチナ投資の税金

金、プラチナ投資の税金に関して保有している分にはどれだけ値上がりしても税金はかかりません。税金がかかるのは売却によって利益が出た場合ですが、地金の売買ではゴルフ会員権や美術品など他の売却で得た所得と損益通算して総合課税となり、累進税率が用いられます。株などの場合は申告分離課税で税率は20%少しと決まっていますが、金、プラチナ積立てなど金貯蓄口座や金投資口座を通じて行う投資の場合はそれらと同じとなり、地金の売買による場合はそれらとは異なることに注意が必要です。

なお、売却益に直接税率が乗じられて税金が決まるのではなく、購入後から5年以内か5年を超えるかで課税対象金額が変わります。保有が5年を超える場合は、税金が少なくなるので有利です。

  1. 購入後から5年以内:課税される対象の所得=(金、プラチナ売却価格-金、プラチナ購入価格-金、プラチナ取得および売却に要した手数料等の費用+ゴルフ会員権や美術品など他の売却で得た所得-特別控除50万円)
  2. 購入後から5年を超える:課税される対象の所得=(金、プラチナ売却価格-金、プラチナ購入価格-金、プラチナ取得および売却に要した手数料等の費用+ゴルフ会員権や美術品など他の売却で得た所得-特別控除50万円)×0.5

 

まとめ

金、プラチナ投資は長期でコツコツと資産を残したい方にはオススメの投資と言えます。株やFXのようにキャピタルゲインで大儲けするチャンスは殆どありませんが、大損して破産することも、持っていて全く無価値の資産となるということもありません。

小口から積み立てる形で少額から始められること、リスクが他の金融商品と比べて小さいことから定期預金に近い感覚で始められることも大きな魅力です。安全に長期にわたるお金の運用方法として、今後はさらに注目されるのではないでしょうか。







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