株の積立とは?初心者でもわかるように特徴とはじめ方を詳しく解説

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株は値上がりで儲けることが出来る反面、暴落による大きな損失が脳裏によぎります。かってのバブル崩壊を経験した世代には抵抗がある人が多いかもしれません。しかし、低金利で預金利息が付かない時代を迎え、株式投資に再び注目が集まっています。

株の積立で株は怖くなくなる?

株式投資に抵抗を感じる方が多いのはなぜでしょうか。

株への投資は怖い?

投資と言えば真っ先に浮かぶのが株式投資かもしれません。株は以前の「財テクブーム」で脚光を浴びた金融商品です。今となっては随分昔の話になりましたが、当時のブームの背景には、現在と同じく大幅な金融緩和で低金利であったことがあります。

日経平均株価は一時3万円台を付けたこともあり、空前の好景気に沸きましたが、物価高騰を招く懸念から政策金利を切り上げたことを契機にブームは去り、高値で大量に買った株式で大きな含み損を抱える人が続出して社会問題となったことは記憶に新しいところです。

リスクが高い理由

証券投資は大きく株式投資と債券投資に分けられます。株式投資と債券投資の違いは、リターンとリスクの大きさがまず第一に挙げられます。

債券投資の場合、債券を発行する団体にお金を貸すということが前提となっています。リスクは債券を発行する団体が債務不履行になってしまうことです。国や大企業が発行する債券はこうしたリスクはかなり低いと考えられ、償還期限まで保有し続けることで元本割れのリスクは避けられ、保有期間中は確実に利息が得られ、償還日に元本も戻ってきます。

これに対して株式投資のリターンの原資は、株式を発行する会社の挙げる利益です。この利益は経営を取り巻く環境に大きく影響を受けます。好景気で高い利益が得られる時もありますが、不景気で赤字が出る時もあるでしょう。こうした利益の大小に、将来の予測や見通しが加わる分、株価の変動が生じてリスクが高くなる場合があります。

株を積立てるメリット

株の積立は株価変動によるリスクを時間で分散する効果があります。また一括で株をまとめて買う場合にはそれ以降の値動きが気になりますが、積立てでは株価の変動を気にしなくて済みますので精神的にも楽です。

株を積立するとはどういうこと?

日常の生活で節約を考える場合、価格変動の大きい生鮮食料品は安い時に沢山買い、高い時には必要最低限、または買わないといったことをされていると思います。このような購買行動をすることで、お財布から出ていくお金を賢く使うことを私たちは経験的に知っています。

なぜ、価格変動の大きい生鮮食料品は安い時に沢山買い、高い時には必要最低限、または買わないといった行動をとるのでしょうか。それは最も費用対効果が高くなるお金の使い方、つまり単位当たりの商品にかけるお金が最小とすることができるためです。

価格変動が大きいのは、生鮮食料品も株も同じです。普段の生活で実践している賢いお金の使い方を株式投資で応用する方法が株を積立するということかもしれません。

こんな形ではじめられる

証券取引所に上場している会社の株は、取引単位が大きく、1株あたり単価も数万円から数十万円ととても高いです。こうした株を数千円単位から買えるようにしたものが、プチ株、ミニ株といった1単位に満たない大きさに細分した金融商品です。こうしたプチ株、ミニ株は一定期間買い増しすることで、いずれ売買できる単位に育ってきます。

難しいことは何もなく、積み立て貯蓄の感覚で、1か月のお給料のうちで貯蓄に回していたお金の一部をプチ株、ミニ株といった1単位に満たない大きさに細分した金融商品の購入に充てるだけです。一定金額ずつ買い増しすることで、株が下がった時は多めに、上がった時は少なめに買うことになり、最も費用対効果が高くなるお金の使い方、つまり単位当たりの株式にかけるお金を最小とすることができるのです。

株の積立で注意したいこと

株の積立で注意したいことをいくつかご紹介します。

株価が右肩上がりで上昇する場合

株の積立は一定金額以内の購入を繰り返すので、一括購入よりローリスクですがローリターンでもあります。安値で買った株が数年後に値上がりして売るとした場合、安値の時に一括購入(まとめ買い)した方が利益は多くなります。

株価が途中まで上昇し、その後に下落する場合

価格上昇局面で株の積立を行い、その後の価格下落局面で積立を止めてしまった場合、平均取得単価が上がってしまって損失が出てしまう場合があります。株価上昇局面も株価下落局面も継続して株の積立を行うことが重要です。

株以外にも積立ては有効?

少額ずつ積み立てする形の投資は、株以外にも価格変動リスクのある金融商品に適用できます。

貴金属の積み立て

ゴールドやプラチナといった貴金属も株式と同様に価格が変動します。「純金積み立て」という言葉をお聞きになった方もおられるかもしれませんが、高い値段で取引される商品ほど、価格の変動による損益は大きくなります。また一括である程度の数量を買うのはお金がかかり、難しいことが多いですが、毎月一定金額ずつ買い付けるのであれば、無理なく続けることができるでしょう。

外貨の積み立て

日本円に比べて諸外国の通貨は金利が高く、金利の高さを元に預金利息を得たいということで外貨預金が人気です。ただし、外貨は日本円との為替レート次第で高い預金利息を超えて損失が生じる場合があります。こうした為替レートの急変による元本割れリスクをなるべく少なくするために、毎月少額ずつ積み立てる形で外貨預金をすることが有効です。

株のリスクや投資戦略など関連情報

株の積立に関連する情報をいくつかご紹介します。

ドルコスト平均法がポイント

投資の基本は「安値で買い、高値で売ること」に尽きます。しかし現実にはなかなか実現することは難しく、特に短期の売買でこのことを実現しようとすれば、価格チャートを分析する能力と経験が必要となり、一般の人にとって投資がハードルが高いものになります。

何も考えず、「毎月決まった金額で同じ銘柄の株を買う」ことなら、難しいことは何もありません。勿論、価格チャートを分析する能力と経験も必要はありませんので誰でもできそうです。「価格の変動リスクは、毎月買い付ける数量の増減である程度吸収してしまおう」というのが、ドルコスト平均法の基本的な考え方で、実践することは「毎月決まった金額で同じ銘柄の株を買う」だけです。

株に潜むリスクの要因

株価が変動することが株に潜むリスクですが、こうしたリスクは株価が発行している会社の業績見通しに対する思惑や期待の他、売り上げに関係する景気の良し悪し、コストに関係する金利の水準の他、輸出関連の会社の場合は外貨の日本円に対する為替レートも影響します。

これらの様々な要因を反映して決まる株価を正確に予測することは、プロと言われる人でもなかなか難しいものです。こうしたリスクを気にせずに中長期で投資をしたい人にとって、株の積立はオススメできる投資手法と言えるでしょう。

まとめ

お金の積立てと比べて、なかなかイメージしにくい株の積立てですが、難しいことを考えずに毎月一定金額で同じ銘柄の株を買うだけの簡単な投資手法です。大きな証券会社は勿論、最近流行のネット証券でもミニ株やプチ株といった小口化された単位で株を取り扱っていますので、はじめようとすれば明日からでもはじめられそうです。株価が上がっても下がっても一喜一憂せずに、気楽に長い目で資産運用をしたい方は実践されてみてはいかがでしょうか。







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